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音楽ノート

2012年9月28日 (金)

追悼の歌 その9

長らくお待たせいたしました。

実は、仮歌を録音してみたところ、の歌と曲の音域が合わないことが発覚

バラードの場合、キーはC(ハ長調)で大抵はOKなのですが、

今回は低すぎました。

色々と試した結果、一音半上げのEb(変ホ長調)にすることに。

とすると、後半の転調部分がGb

EbからGbという、J-POPでは、あまり聴かれないキーになりました。

でも、フラット系のキー(調)は響きが落ち着いているので、

結果的に良かったのかも知れません。

・・・と、いうわけで、早速聴いていただくのですが、

注釈を幾つか・・・

一応全編録音したのですが、の強めの希望により、

公開するのは2コーラス目以降で。

エンディングもつけてみました。

何のアレンジもしていないので、一番最初のデモといった感じになりました。

それと、ブログにアップできる音声ファイルが1MB以下と規定されているので、

ビットレートをかなり落としているために、音質はイマイチです。

以上を踏まえて、聴いてくださいね。

「2chorus.mp3」をダウンロード 

これで、曲の全体的な骨格が出来上がりました。

いつも頭の中で曲を試行錯誤して、最終確認はギターで行っています。

いままでの池田屋の曲も全部そう。

今回は、初めてピアノを使ってみました。

いかがでしょうか。

感じの違いが出ているかなぁ~

気に入っていただけると、良いけれど。

まだまだ、つづく・・・

2012年9月25日 (火)

追悼の歌 その8

ここから2番の歌詞を創作するのですが、

ここでチョッとだけ疑問に思った人がいるかも知れませんね。

以前、歌詞とメロディーは同時進行に思い浮かぶので、

片方ずつは難しいというお話をしました。覚えている方がいるのでは。

なので、1番の歌詞と同時に出来たメロディーに2番の歌詞を乗せるのは、

とても重労働な作業なのです。さて、どうしたものか・・・

・・・でも、このことは前もって分かっていることなので、

実は、対策をしていました。それは、こんな感じです。

一つの歌詞に合いそうなメロディーを同時に複数見つけ、

一つのメロディーに合いそうな歌詞を沢山思い浮かべる。

普段から、こんなことをする癖をつけているわけです。

そうすると、ワンコーラス出来た段階で、

多いときには3番分の歌詞のストックがあることに。

メロディーの場合は、同時に複数曲を作っていることにもなる訳です。

こうして出来たモチーフをメモっておくのですが、コレが後から見直すと、

なんじゃぁ~、こりゃぁ~ ・・・な、代物ばかり。

とても人様にお見せできません。

こんな中から拾い集めて、2番の歌詞の完成です。ふぅ~。

「いま あなたが残してきたのは

思い出じゃなく 記念日じゃなく 生きるそのものね

いま あなたと求めていたのは

ため息じゃなく 理想でもなく 寄り添う眼差し

あの頃の想いに微笑んでも 争うことも 語らうことも

もう 見つめることさえ許されないなら

移りゆく日々に 残された影に ただそばにいる それでいいの

いま 遥かに遠く その空へ

ふれあう愛の思い出と

夢でしか逢えない 永久に流れる時を信じて

もう一度 めぐり会う いま 

もう一度 そばにいて ただ」

それでは、1コーラス通して聴いてみましょう。

今回は、簡単なイントロと2コーラス目への繋ぎを付け加えてみました。

「1chorus.mp3」をダウンロード

いよいよ次回は、姫に歌ってもらいましょう。

お楽しみに~

つづく・・・

 

2012年9月22日 (土)

追悼の歌 その7

いよいよ、サビの部分になりました。

先ずは歌詞から。

ここはBメロからの継続で、会いたい気持ちを引き継いでいきます。

「いま遥かに遠く その場所へ

出会えた愛の温もりと

夢でしか逢えない 過ぎた時間の針を戻して

もう一度 そばにいて ただ」

こんな感じになりました。いかがでしょうか。

「針を戻して」のところですが、あえてアナログ時計にしてみました。

デジタルだと歌詞になりにくいし・・・

あれっ、そう思うのって歳なだけだったりして。まぁ~いっか。

さて、池田屋の歌詞で常に心がけているのは、

難しい単語を使わず、長くなりすぎずシンプルに、です。

でもこれが案外難しい・・・

言葉少なく気持ちを伝えるのって、会話でも大変ですよね~。

歌なら尚更でした。伝えたい言葉を削って、削って最小限にするのって、

結構、頭がくらくらします。

グッとくる歌詞が書ける人って、ホント尊敬してしまいます。

気を取り直して、次にメロディーに行きましょ。

Bメロの途中から転調し始めて、サビでは1音半上の調にすることに決めましたよね。

覚えてますか~

そしてメロディーは上に上がった調に乗せて行く訳ですが、

サビの後半に向けて、更に高い音へと向かって流してみようと思ってます。

ここは、去り行く人への会いたい気持ちを強く伝えたいところなので、

心からの気持ちを搾り出す感じが欲しいです。

なので、歌い手の限界音域に近いところを使って、

搾り出す声と気持ちをリンクさせて表現するという作戦です。

そこを効果的にしたいので、サビの始まりから途中にかけて、

ロングトーンを幾つか挟みたいと思います。

高い声を出すための助走にもなりますし。

こんな計画に沿って出来たメロディーがこちらです。

「sabi.mp3」をダウンロード

これでやっと、ワンコーラスが出来上がりました。

次回もお楽しみに。

つづく・・・

2012年9月18日 (火)

追悼の歌 その6

色々と試してみた結果、

サビの転調は1音半上げてEbにすることにしました。

行き先の調が決まったので、Bメロの後半はそこに向かいつつ、

自然に繋がるようにしなければなりません。

そこで、コードの進行は最も基本的な IV-VーI の進行に。

ここで、チョコッと解説。

コードの進行、組み合わせは無数にありますが、

ある程度の定番進行というのがあります。

上のIV-V-I はポップスには頻繁に使われている超定番です。

ちなみにこのローマ数字は、基本となるコードから数えて、何番目かを表しております。

このサビの場合は、基本がEbでしたので、Ab-Bb-Ebになります。

実際にはBbの部分はAbM7onBbに代えて、

ドミナントモーションの感じを少し和らげていますが、

この辺は、専門的なところなので軽く流して頂いて、

いずれまた詳しく説明しますね。

そして歌詞。

ここは残された人の会いたい気持ちをストレートに。

それはサビのところでも継続していきます。

・・・で、出来上がりはこんな風になりました。Bメロの後半です。

「もう 触れることさえ許されないなら

移りゆく日々に 残された影に

ただそばにいる それでいいの」

「b2.mp3」をダウンロード

これで自然にサビに入っていけると思います。

つづく・・・

2012年9月14日 (金)

追悼の歌 その5

今回は視点を変えてBメロです。

今まで、追悼ということにこだわっていたために、行き詰ってしまいました。

そこで、姪っ子から離れて、母親を主役にしてみましょう。

つまり、姫の妹ですが、こちらは何度も会っているので少しは書きやすくなると思います。

この視点でAメロを眺めてみると、既に母親側に立っていることがわかります。

無意識にそうなっていたみたいです。

姪っ子とのかかわりが少ないので当然といえば当然なんですが・・・

たまたまの成り行きで曲を進めるのも立派な作曲法なのです

・・・と、開き直ったところで、Bメロの始まりは、こんな感じにしてみました。

「すれ違う想いに傷ついても

離れることも 近づくことも」

メロディーはこんな感じ。

「b1.mp3」をダウンロード

少し短めにしたのは、訳ありです。

サビの部分で転調を考えているので、

調の行き先を決めてからBメロの後半を考える作戦です。

よくあるJ-POPの手法として、サビでいきなり転調するというのがあります。

でも、私はこの方法が好きではないので、

Bメロの途中から自然に調を変えていこうと思っています。

ここで、転調を知らない人のために。

ハ長調とかイ短調とか、昔々、音楽の時間に聞いたことありますよね。

曲の始まりの調が途中で変わってしまうことを転調といいます。

では、何で曲の途中で調を変えるのでしょうか。

それは、雰囲気を変えられるからです。

同じ調の中でメロディーを工夫して雰囲気を変えることも出来ますが、

転調のほうが大胆に変えることが出来ます。

より上の調なら高揚した感じ、下なら沈んだ感じといったところでしょうか。

ちなみに、カラオケで、私は半音上げで~、なんて会話がよくありますが、

これは移調といいます。転調とは別物なので念のため。

さて、Bメロの後半は次回に。

つづく・・・

2012年9月11日 (火)

追悼の歌 その4

今日からBメロ

・・・のはずが、いきなり壁にぶち当たってしまった。

歌詞を書くにも単語一つ出てこない。

メロディー書くにも音一つ出てこない。

こんな時には気分転換とか、ほかの曲を書き始めるとか、

一般的には色々と言われていますよね。

でも、これはでは時間が掛かりすぎるので今回は却下

なので最初に、書けなくなった原因の究明を。

冷静に考えてみると、歌詞が出てこない理由はシンプルなものでした。

姪っ子への追悼と言いながらも、実は姪っ子のことを良く知らないからです。

前にも書きましたが、あまり会った事も、話したこともありませんでしたので、

歌詞になるようなことが出てこないのは当然の成り行きです。

そしてメロディーの書けない理由。

これは既に分かっています。

私の場合は、いつも歌詞とメロディーが同時進行だからです。

歌詞が浮かべば同時にメロディーも浮かんできます。

メロディーが浮かんでいるときには、同時に歌詞を口ずさんでいます。

なので、歌詞でつまずけばメロディーが出てくるはずもありません。

ここで、チョッと話がそれますが、多くの歌謡曲って作曲家と作詞家が別ですよね。

あれって、凄いなって思えるんですよ。

出来上がった歌詞に、後から曲をつけたり、完成している曲に歌詞を後付けする。

一人で作っても、作詞と作曲を別々にする人がほとんどの様ですが、

これって私にとっては難しいことなんです。

だって、歌詞とメロディーは常に同時進行だから・・・

だから、専門の作曲家や作詞家の人ってプロだなぁ~、って思えるんですよね。

このブログを読んでいる、作曲をなさる方。

皆さんはどうやって曲を書いていますか?

スランプ脱出法とあわせて、お話を聞いてみたいものです。

さて、わき道にそれましたが、私の壁をどうするかという問題です。

ここで、視点を変えるということを思いつきました。

これについては次回。

果たして、上手くいくかどうか・・・

つづく・・・

2012年9月10日 (月)

追悼の歌 その3

Aメロの後半です。

・・・と、その前に、少しだけ姪っ子の事。

二十歳そこそこの姪っ子でしたので、やはり若さゆえの葛藤が。

親の愛情を求めつつも、そこにはウザイ気持ちも同居していたわけで、

結局、一人暮らしを強行することに。

実は姪っ子には子供がいるので、更なる厳しい現実をかみしめながらも、

実家には戻らず、そこには意地もあったのでしょう。

寂しい気持ちは友達との友情へと向かうことに。

これで上手くいけば良かったのですが、当時付き合いのあったのは、

恋人も含めて、必ずしも親身になってくれる人達ではなっかたようです

残されたツイッターの履歴からも伝わってきますが、

そこにはない愛情の影を求めているといった感じでしょうか。

そんな中での突然の事故。言葉もありません。

・・・前置きが長くなりましたが、

この辺のことを、Aメロのメロディーに乗せて、

言葉を当てはめてみました。

「いま、あなたが見つめていたのは

いつでもそこに

いつでもそばに

寄り添うまぼろし」

ここでもう一度メロディーのおさらい

「a2.mp3」をダウンロード 

この最後に伸ばしている和音が前出のA7(b9)です。

このコードの後はDm7でほぼ決まりですが、

このあたりのことは、いずれまた。

これでAメロが確定しました

次回はBメロへいきますよ。 

つづく・・・

2012年9月 8日 (土)

追悼の歌 その2

早速、Aメロの部分をこんな風に始めてみました。

「いま、あなたにめぐり逢えたのは

偶然じゃなく

運命じゃなく

生きるそのものね」

そして、メロディーはこちら・・・

「a1.mp3」をダウンロード 

どうでしょうか?ミュージカルっぽく聴こえましたでしょうか。

一口に追悼曲といっても、色々あると思います。

姪っ子はアニソンが好きだったので、シーケンス、バリバリの曲もアリだと思います。

ロック好きならロックで、演歌好きなら演歌もアリ

でも、まぁ~、残された人の心を癒すという役割も追悼曲にはあると思うので、

ここは無難にバラードとさせて頂きました。m(_ _)m

チョッと横道にそれましたが、Aメロです。

ここで気になる部分が出てしまいました。

最後の所、「生きるそのものね」

そのものという単語ですが、歌詞にはあまり出てこないと思います。

むしろ、生きるよろこびねとしたほうが、シックリくるかもです。

でもここは、よろこびとする訳にはいきません。

出会いは、喜びだけではないからです。

めぐり逢うことでの悲しみや悩み、喜び、すべてを含んだ人生そのもの。

それを歌いたいからです。

だからと言って、他に上手い言い回しが思いつくことも無く・・・

ボキャブラリーの少なさが身に沁みますね~

なので、とりあえずこのままで。

次は構成上、Aメロを繰り返したいので、

続きの歌詞をひねり出したいと思います。

つづく・・・

2012年9月 7日 (金)

追悼の歌 その1

最初に方向性を決めないと、何も始まりませんよね。

さて、どうしたものかと考えて、思いつくままにメモってみます。

1 具体的な思い出を詩に書かないこと。

2 感傷的になりすぎずに寂しさを感じさせる。

3 でも暗い曲にせず、明るい感じを持たせたい。

4 故人との思い出というのは、過去と現在を行き来して、

  ふわふわとした感じがあると思うので、ノスタルジーとかメランコリーとか、

  少し現実から離れた雰囲気があると良いかも。

については、不思議に思う方がいるかもしれませんね。

世の中には具体的な思い出を歌った曲は沢山あるし、

故人に捧げる歌なら、尚更ではないのかと。

でも、これについては、私個人の好みと考え方なのですが、

私は、具体的な思い出ではなく、思いを歌にするべきではないかと思っています。

もちろんこれは良し悪しではなくて、あくまでも私の趣向です。

そして、2、3、4、と書いてきて思いつきました。

これなら、ミュージカルっぽくすれば条件満たせるかな。

ミュージカルの中で歌われるソロ曲みたいに。

とすると、リズムは立てずにメロディー主体で自然に流れる感じで。

とすると、構成もオーソドックスにAメロ、Bメロ、サビの流れで。

姫が歌うことを考えると、キーは無難にC(ハ長調)で。

あっ、そうそうAメロからBメロに移るコードはA7(b9)にしよう

この響き好きなんですよね~。

このA7(b9)エーセブンス、フラットナインスと読みます。

コードを知らない方のために一応。

コードって、響きを記号で表したものなんですが、

用語解説も簡単にしていきますね。

さてさて、文字にしてみるとアッというまでしたが、

実はここまで2時間以上掛かっているんですよ。

次回は具体的に詰めていきたいと思っております。

つづく・・・・

2012年9月 6日 (木)

新連載です。追悼の歌・・・プロローグ

今年の2月に、姫の姪っ子が若くして亡くなったことは、

以前、このブログに書きました。

(右側のカテゴリーの中のMamiの日記帳から、合掌・・・

あれから、早いもので半年が過ぎました。

告別式から、ひと月後に北海道に引っ越して来てしまったので、

少しだけ後ろ髪引かれる思いがありました。

そんな時、こんなオファーが・・・

亡くなった姪っ子の母親から、つまり姫の妹ですが、

娘に捧げる歌を書いてくれないかなぁ~

実は私は、姪っ子とは殆んど面識がなくて、

会ったのも1、2回で、それもあいさつ程度。

姫から話は良く聞いていたのですが、

中々イメージが掴めなかったので、かなり迷いました。

でも結局、引き受けることにしました。

今でも記憶に残っている母親の悲しそうな顔が、

少しでも晴れればと思うからです。

そして、ふと思いついたのですが、

この歌作りの過程をリアルタイムにアップすれば、

少しでも、姪っ子の供養にもなるかも知れない。

勝手な思いかもしれませんが、

とにかく始めてみたいと思います。

歌作りのペースにあわせてのアップとなりますので、

不定期連載になってしまうかもしれませんが、

よろしくお願いいたします